アトピーを完治させるには2つの要因を取り除こう!改善方法と注意点

 

激しいかゆみ・発疹などの症状が現れるアトピー。赤ちゃん〜大人と幅広い年齢で発症する可能性があり、年々患者数が増加傾向にもある病気です。

50~60代のアトピー性皮膚炎患者は、1999年と2011年を比較すると3.4倍も増えています。

かゆみを感じる部分を何度もかくことで、かき跡が残ったり、ごわごわとした皮膚になってしまいます。

アトピーの症状に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

症状か長期に渡るのがアトピーの特徴ですが、実際に「完治した!」という方もいます。

そこで今回は、アトピーを完治させるのに必要な2つの要因、改善方法、注意点について紹介していきます。

アトピーの完治に必須な2つの要因

 

アトピーを完治させる2つの要因。「アトピー素因」と「皮膚の免疫学的異常」を改善しなくてはいけません。

ここではまずアトピー素因と皮膚の免疫学的異常について詳しく説明していきます。

アトピー素因

アトピー素因とはアレルギーを発症しやすい体質のことを示します。Thのバランスと大きなつながりがあり、アトピーの症状と大きな関連性があります。

ThはヘルパーT細胞のことです。ヘルパーT細胞は体内に2種類存在し、それぞれをTh1・Th2と呼ぶのが一般的です。

Th1とTh2は天秤のような関係性にあり、常にバランスを取り合っている状態にあります。

生活の中でTh1・Th2のバランスは変化し、Th1に傾いた場合は自己免疫疾患に、Th2に傾いた場合はアレルギー体質になるのです。

皮膚の免疫学的異常

皮膚の免疫学的異常は主にセラミド不足のことです。セラミドは皮膚表面の角質の細胞で、細かく分けてセラミド1から6までの数字に分けられます。

セラミドの主な働きは、セラミド1はバリア機能、2〜6までは水分保湿です。

アトピー患者のセラミドは、一般の方に比べて肌に関する効果が小さく、セラミド1のバリア機能においては、一般の方の8分の1程度しか働いていません。

アトピー素因」と「皮膚の免疫学的異常」の改善方法

 

アトピーの症状を完治させるために必要な、「アトピー素因」と「皮膚の免疫学的異常」の改善方法について紹介します。

まずは自分にできる行動から始めていき、継続することを心がけましょう。

アトピー素因の改善方法

アトピー素因を改善するには、Th1・Th2のバランスを保つことが重要です。

Th1・Th2の傾きには、

  • ストレス
  • 食事
  • 減感作療法

が大きく関係してきます。

食事やストレスは、私生活の中でも特に密接な関係にある項目なので、より日頃から意識しなくてはいけません。

ストレスは、なるべく溜め込まないようにし程度な休息・休日のリフレッシュを心がけましょう。

食事では納豆菌や乳酸菌、きのこ類などTh1の活性化を促す食べ物を摂取するのがおすすめです。また、ビタミンCなども肌の修復作用が期待できるため、野菜もバランスよく摂取するのがよいでしょう。

そして、Th1細胞とTh2細胞のバランスコントロールをするためには、過度の除菌や消毒のしすぎを避けることも大切です。

Th1細胞は「細菌・ウィルス・虫」などに対抗するための細胞なので、過度に除菌や消毒をしすぎてしまうと、Th2に傾きすぎているバランスが改善されません。

 皮膚の免疫学的異常の改善方法

セラミドの不足はほとんどが遺伝子で決定します。そのため、根本から改善するには遺伝子の組換えを行わない限り不可能です。

現在このセラミド不足に対する特効薬は存在しません。

今できることは、セラミドを多く含むこんにゃくや黒豆、小豆、ワカメなどをうまく献立に落とし込み、日々摂取するのが一番効果的と言えるでしょう。

アトピーの完治は乾燥肌の改善が基本

 

アトピーの完治には乾燥肌の改善を確実に行う必要もあります。しかし、乾燥肌を改善する特効薬も現在存在しません。

日々の保湿・糖質制限をする(糖質が炎症の大きな原因でもあるので、制限をする)・血流を良くして冷えの解消をする・バランスの良い食事を徹底し、少しでも乾燥肌の緩和を行いましょう。

ただ保湿剤を塗布するだけでは、湿度が高くなり細菌が発生してしまう恐れがあります。

そのため、皮膚は常に清潔な状態を保ち、細菌が発生しない体作りが重要です。

アトピーの症状緩和を促す6つのポイントをまとめると

 

アトピーの症状の緩和を促すには大きく6つのポイントがあります。

  • 徹底的な保湿
  • 血流を改善し、冷え性を改善する
  • 常に体を清潔に保つ
  • ストレスの緩和と睡眠の質の向上
  • バランスのよい食事(糖質を制限する)
  • 腸内環境を整える(Th1、Th2のバランスは消化管の腸内細菌叢によって影響を受けます)

「普段から意識している!」という方もいるとは思いますが、現状はこの6つがベストな緩和対策法といえます。 

まとめ:日々のケアが重要

以上に説明したように現段階では、アトピーを完治するのはとても難しく、もう少し医療が発展する必要があると言えます。

「アトピーが完治した!」という方は、

  • アレルゲンを断ちやすい環境にあった
  • 成長につれ皮膚が強くなった
  • もともと軽度のアトピーだった

などが考えられるでしょう。

しかし、今回紹介した改善法を試すか試さないかでは症状の緩和具合に大きく違いが出ます。辛抱強く日々のケアを行っていきましょう。

 

センソリセラピーという薬を使わない療法もあるので、合わせて参考にしてください。

センソリセラピーでアトピーを改善!脱ステロイドで不安のない生活を

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です