食物アレルギーの5つの種類と発症時に取るべき2つの行動とは

 

食物アレルギーとは摂取した食べ物に対する体内の過剰な免疫反応のことを言います。 当人がアレルギーの原因となるアレルゲン食材を摂取することにより、発症することがほとんど。

アレルゲンとなる食材は遺伝子などにより変化します。 乳児から大人まで幅広い年代で症状が現れ、体全体に発疹・咳き込み・嘔吐など場合によっては複数の症状が現れます。

食物アレルギーはよく耳にする言葉であると思いますが、5つに分類できるのはご存知でしょうか?

そこで今回は、食物アレルギーの種類と発症した際に取るべき行動について紹介していきます。

「子供が食物アレルギーかも…」「赤ちゃんがいるから食物アレルギーについて知りたい!」という方は是非記事を参考にしてみてください!

タイプ別!5つの食物アレルギー種類とは

食物アレルギーは種類によって症状・発症年齢がそれぞれ違います。 ここでは、乳児から大人までが気をつけたい5つの食物アレルギーについて紹介していきます。  

新生児・乳児消化管アレルギー:乳児

粉ミルクを使用している乳児が発症する新生児・乳児消化管アレルギー。

粉ミルクに含まれているタンパク質がアレルゲンとなり、24時間以内に主に嘔吐や下痢などの症状が現れます。

少しでも新生児・乳児消化管アレルギーが疑われる場合は、すぐに小児科を受診し医師に診断してもらいましょう。  

食物アレルギーが原因の乳児アトピー性皮膚炎:乳児

普通のアトピー性皮膚炎とは違い、食物アレルギーが合併して発症している乳児アトピー性皮膚炎。乳児にみられる症状で、医者にアトピーと診断された後、ステロイド薬や保湿剤を十分に塗布していても2ヶ月以上かゆみが治らない場合は、この食物アレルギーを合併して発症している乳児アトピー性皮膚炎の可能性が高いです。

症状としては主に発疹とかゆみ。赤ちゃんは言葉で症状を伝えることが難しいため、日々の変化を親が読み取ってあげる必要があります。  

即時型食物アレルギー:乳児〜大人

乳児から大人まで発症する食物アレルギーで、アレルゲンとなる食材を摂取してから2時間以内に皮膚や粘膜呼吸器などに症状が現れる、即時型食物アレルギー。

幅広い年代で、発症する食物アレルギーですが、特に0〜1歳で発症する確率が高いです。

年齢が上がるにつれて症状が緩和される傾向にありますが、人によっては大人になっても症状が現れる場合もあります。

遅延型食物アレルギー

遅発型は食後数時間~数日経ってから症状が現れるものです。消化不良、頭痛、下痢、イライラ、疲労感、肌荒れなど「なんとなく体調が悪い」と感じる症状であることが大きな特徴です。

遅延型アレルギーの症状は、体の内外を問わず多岐に渡り、一般的にアレルギー症状とは認識されないものも多く含まれます。

アメリカでは、過敏性腸症候群や偏頭痛・メンタル面への悪影響の一因として注目され、近年になって、日本でも徐々に知られるようになってきました。

即時型フードアレルギーの発症には、IgE という抗体が発症に関わりますが、遅発型ではIgGという別の抗体によって、症状が引き起こされます。

日本で一般的に行われているアレルギー検査は、食べてすぐに反応を起こす即時型というタイプのアレルギー検査です。

隠れアレルギーの原因を探るには、IgG抗体検査によって、遅延型アレルギーに対する反応を検査する必要があります。

即時型は小児期に発症して年齢を経ると治まる事例が多いのに対し、遅発型は年齢に関係なく現れます。  

口腔アレルギー症候群:乳児〜大人

乳児から大人まで発症する口腔アレルギーは、果物や野菜、豆乳などを摂取した際に症状が現れ、口の中や耳にかゆみや痛みを感じます。

比較的軽い症状の場合が多いですが、人によっては食材の組み合わせでアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。  

食物依存性運動誘発アナフィラキシー:小学生〜大人

アレルゲンとなる食材を摂取した後、数時間以内に激しい運動を行った際に発症する食物依存性運動誘発アナフィラキシー。

主に10〜20歳代の男の子が発症しやすく、症状としては全身の蕁麻疹や、咳き込み、呼吸困難、最悪の場合はショック状態に陥る可能性もあります。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーと思われる症状が発生した場合は、すぐに病院に行くことをおすすめします。

発症確率は年々増加!食物アレルギーの有病率

観測を行い始めた15年前と比較し、年々食物アレルギーを発症している人の割合(有病率)が増加している傾向が見られます。

今では10人に1人の赤ちゃんが食物アレルギーを発症していることになるのです。 増加している要因の一つとしては、日々食品の開発が進められており、昔食べられていなかった食材が世の中に出回り、多くの人の口に触れることが多くなったことが挙げられています。

もちろん食物アレルギーを引き起こす可能性の高い、牛乳や小麦粉を避けて食べ物を摂取することも大切ですが、バランスの良い食生活を送るためにも、医師の管理の元、少量ずつアレルゲンとなる食材を摂取していくことも重要といえるでしょう。

食物アレルギーが発症した場合にするべき2つの行動

食物アレルギーは軽い症状から重い症状まで様々です。場合によっては救急車を呼んですぐに対処しなければ行けない場合もあります。

ここでは子供が食物アレルギーを発症した場合に取るべき行動について紹介していきます。  

医師に診察してもらう

子供の仕草などを確認し、「食物アレルギーかも?」と感じた場合は自己判断せずに、すぐに医師に診察してもらうことが大切です。

その後、詳しい検査を行なった上でアレルゲンとなる食材を特定しましょう。

食物アレルギーが原因によるアナフィラキシーショックを引き起こした場合は、当人の命に関わるため、救急車を呼ばなければいけないということを頭に入れておきましょう。  

アレルゲンを知った上で栄養が偏らない食事を意識する

牛乳や大豆、魚などアレルゲンとなりやすい食材を避けることも重要ですが、栄養が偏らないように献立を組むことを意識しましょう。

栄養が偏った食事を続けた場合、成長の妨げになったり、違う病気を引き起こす場合があります。

牛乳など比較的料理に使用される食材がアレルゲンとなった場合は、医師の管理の元少しずつ摂取し、体に慣らしていくのも一つの手です。

まとめ:自己診断は命に関わるため厳禁

先ほども触れましたが、食物アレルギーの自己判断は厳禁です。命に関わる可能性があるため、注意しましょう。

赤ちゃんや小さな子供の場合は、自分の感じている違和感や感情をうまく伝えることができません。

そのため、親自身が子供の変化を読み取ってあげる必要があります。

  • 異常に一部の箇所をかいていないか
  • 体をこすりつけていないか
  • かき跡が残っていないか

などを、重点的に確認してあげましょう。

合わせてこちらの記事も確認してください。

食物アレルギーは赤ちゃんにも!3タイプのアレルギーと4つの注意点

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