遺伝子組み換え食品の危険性とは?輸入されている食品の安全な見極め方

ニュースなどを見ていると遺伝子組み換え食品の問題や危険性について大きくメディアが取り上げていることが目立ちます。

遺伝子組み換え食品についてのニュースで「予期せぬ毒性や生態系への影響が生じている可能性がある」と報道されると「本当に私たちが口にしている食品は大丈夫なのかな?」と心配になる方もおられると思います。

そこで今回は遺伝子組み換え食品が危険と言われている理由や食品の安全な見極め方について紹介していきます。

すでに世界中で流通している

遺伝子組み換え食品とは品種改良の一つであり、遺伝子の違う生き物の遺伝子を使って新しいタンパク質を作る技術で作られた農作物や食品です。

日本ではまだ開発などが行われていませんが、海外では遺伝子組み換え食品の研究が盛んに行われています。

アメリカでは、トウモロコシの93%、大豆の94%が遺伝子組み換えです。さらに世界中の耕地の13%が、遺伝子組み換えのために使われているという情報もあります。

遺伝子組み換え食品の実態

高度な研究機関で行われている実験という印象を持たれるかもしれませんが、実際はもっと強引です。遺伝子銃という電子銃を使ったり、バクテリアに感染させるなどして、全く違う生き物の遺伝子を組み込んでいます。

組み込み遺伝子も元の生き物とは全く無関係です。例えばトウモロコシにサソリの遺伝子を組み込んだり、豚にほうれん草の遺伝子を組み込んだりします。

遺伝子組み替え食品を開発するメリット

遺伝子組み換え食品を開発するメリットとしては安く農作物を作ることができます。

新しいDNAを持った農作物が出来上がるので、病気に強かったり、従来の農作物よりも美味しいものもあります。

食糧の増産ができれば、安く食品を販売することができるので経営負担も大きく減らせます。

このように経済的なメリットは多くあるのが遺伝子組み換え食品です。

遺伝子組み換え食品に潜む3つの危険性

メリットだけを見ればとても良い物に思えてしまいますが、そこにはもちろんデメリットもあります。

遺伝子組み換え食品に潜む危険性としては

  • 消化器官を痛める可能性がある
  • 食べ過ぎた場合にガン腫瘍ができるデータもあると発表されている
  • 農薬散布量が増える

などが挙げられます。

詳しく解説していきます。

消化器官を痛める可能性がある

遺伝子組み換え食品の細胞は自然界の生物が持つものではないので人間の消化器官でも消化しづらく、消化器官に溜まっていく可能性があると指摘する科学者がいます。

それにより予期せぬ病気になってしまう可能性も…。

科学的にはまだ解明されていませんが、不安なことには変わりありません。

こちらは海外で紹介された記事で人工的に作られたBtタンパク質が消化されなかったことが取り上げられています。

Bt toxin found in human blood is not harmless

https://www.gmwatch.org/en/component/content/article/13142

食べ過ぎた場合ガン腫瘍ができるデータも

遺伝子組み換え食品で最も大きな問題となっているのが不妊や胎児にも悪影響を及ぼす可能性です。

また、動物実験の結果では発ガン性物質が見つかっています。

こちらでは海外の実験データに基づいて遺伝子組み換え食品の危険さについて紹介されています。

After Reading This Article About The Danger Of GMOs, You Will Probably Never Want To Eat Genetically-Modified Food Again

https://indeep.jp/never-eat-genetically-modified-food/

農薬散布量が増える

さらに農薬散布量が増えてしまうデータが公開されています。もちろん農薬散布量が上がると人体に悪い影響が出る可能性が考えられます。

遺伝子組み換えに関する日本の法律

日本には

  • 食品衛生法
  • 飼料安全法
  • カルタヘナ法

などの法律によって安全な飲食ができるように厳しい規制を設けています。

具体的にどのような法律なのか簡単に説明していきます。

食品衛生法

食品衛生法は遺伝子組み換え食品で有毒なものや有害な物質が含まれているものの流通を禁止する法律です。

これは安全に飲食ができるように必要な規制や措置を決めて、飲食によって起こり得る危険を防止するために作られました。

飼料安全法

飼料安全法は飼料の安全確保のための規制であり、農林水産省が定期的に都道府県の立入検査などを行います。

カルタヘナ法

カルタヘナ法は遺伝子組み換え生物などの使用を規制し、生物の多様性を確保するための法律です。

カルタヘナ法によって遺伝子組み換え食品や生物を使用する上で現状の生態系を保全するために様々な規制が設けられています。

このように国内企業への規制は行われていますが、海外からは遺伝子組み換え食品が多く輸入されているのが現実です。

輸入されている8つの遺伝子組み換え食品

海外から日本に輸入されている遺伝子組み換え食品はトウモロコシ・大豆・菜種・綿実(ワタの種実で,油をとり食用油として利用するほか,粕を家畜の飼料として利用)・じゃがいも・てんさい・アルファルファ・パパイヤがあります。

これらが遺伝子組み換え食品なのかどうかを見分けるポイントについて紹介していきます。

遺伝子組み替え食品の見分け方

日本では食品表示法によって遺伝子組み換え食品であることの表示が義務付けられており、製品に対して5%以上遺伝子組み換えの要素が含まれている場合はパッケージの裏に表示しないといけません。

そのためもし不安なのであればしっかりと裏側を見て遺伝子組み換え食品なのかどうかを確認するようにしましょう。

遺伝子組み替え食品でも表示されない場合

朝食などで食べられているシリアル。原料はトウモロコシを使用されていますが、遺伝子組み換え食品のトウモロコシを使用したとしてもシリアルの製品表示には表示されないのです。

理由としては遺伝子組み替え食品を高温で加熱するという工程が設けられているから。

このように実際は遺伝子組み替え食品が使用されていても知ることもできない商品も存在します。

この他にも、醤油・マヨネーズ・マーガリンなども同様で遺伝子組み替え食品が使われていたとしても表示する義務はないのです。

まとめ:価格の安さで商品を購入するのは注意が必要

遺伝子組み換え食品には確かに従来のものと比べると安かったり、味が美味しくなっている可能性もあります。

ですがまだまだ様々なリスクが眠っている可能性があるため、特に小さなお子さんがいる家庭では遺伝子組み換え食品を控えた方が良いでしょう。

 

合わせて食物アレルギーについても参考にしてください。

食物アレルギーの原因食材は?メカニズムと3タイプのアレルゲンを解説

 

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